2017年冬の新作のなかでもいちばんの力作が、こちら。結晶形態図×波佐見焼です。

まずは白磁。

黄鉄鉱の五角十二面体、α水晶およびβ水晶の多面体を磁器小物にしました。
これまで紙を中心とする印刷文具雑貨をメインに作っていたので、ゼロから形作る小物というのはほぼ初めての試みです。

ルーチカは多面体を作図するところまでしかできないので、立体化にあたっては作図を3Dデータにする段階で、3D職人のTメーカーさん、焼き物の製造には長崎県の中善窯さんにご尽力いただきました。また3Dデータから型作りは、長崎県窯業技術センターの技術が使われています。
いくどもの試作と細かい調整を経た、何人もの技術や知識の結晶ともいえるこの小物を世に出せたことはとても喜ばしいです。

白磁はすこし青みがかっていて、その謎はこちらで解説しました。

ワレモノということで、包装にも箱屋さんやスポンジ屋さんの手が加わっています。

中身の色ごとに、箔の色が違う仕様です。箱はシンプルな針金留めです。

同じように、青磁を作りました。

こちらは静かな湖面のような青。

パッケージの箔も水色です。

素焼の方の包装は、黒い箱に印を押すだけ、針金は銅色と、素材にこだわりました。

本体もすこし茶色がかったマットな白です。かなりやわらかく、やすりなどで容易に研磨できます。

【白磁】【青磁】【素焼】ともに、三個セットで箱入り3000円(税抜)です。ひとつの大きさは3センチ前後。手の中にすっぽり入るサイズです。
中はつまっていて重みもあるので、ペーパーウェイトとしても使えます。
箸置きにするには、ちょっとコロっとしすぎですね。すぐ落ちそう。

ルーチカ購買部BOOTH店で常時販売している他、取引店舗にも順次入荷予定です。
是非お手に取ってご覧ください。