星カフェ SPICA

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星好きなら一度は行ってみたいお店、星カフェSPICA。
一日に2回、星のソムリエのよるプラネタリウム解説があったり天体観望会があったりと、楽しそうではあるけれど普通のカフェバーとは違うので勝手がわからず、ドキドキしながら行ってきました。

大阪メトロの長堀鶴見緑地線の、松屋町を下りて徒歩2分。3番出口から地上に出ると、さほど歩かずにカフェに到着します。
カフェは5階。エレベーターがないのでひたすら階段を上ります。上がりきったところの扉の先が薄暗く、え、閉店?と思ったら、スタッフの方が扉を開けてくれました。ムードのある薄暗さじゃなくて、本当に暗いです。プラネタリウムが常時投影されているからなのですが。

おひとり様だったので、カウンター席でした。
手元に小さな明かりはあるものの、それでもメニューは全然見えないので懐中電灯を渡されます。

アンドロメダというカクテルを頼みました。それがこちら。

青いです。ブラックライトをあててみたい衝動にかられる色ですね…。これは普通の白色ライト下で撮影したものです。

タコライス銀河も食べました。美味しかったです。

私は19時15分から予約していたので、注文して食事が来て、食べ始めの19時半に星空解説が始まりました。解説の間は食べられません。解説の邪魔にならなければ別に食べてもいいんだと思いますが、解説が面白いので食べるのを忘れる感じです。その日はあいにくの曇天だったので天体観望会はありませんでした。もしあったらそのまま屋上に上がることになるので、食事もされる方は18時半くらいにお店に入って食事を済ませてからお酒と星を堪能するのが良さそうです。

その日の星空解説は、雨天のロングバージョンで内容も盛りだくさんでした。タイトルをつけるとすれば「ゼウスやばい」「宇宙やばい」の二本かな?普通の科学館などでは絶対になさそうな、かなりくだけた解説でした。雰囲気的にはラジオのパーソナリティの話を聴いている感じです。さいごには大きな月からウサギが覗いてたり…という、こんなノリです。

ルーチカの思惑は、天体観望会に参加してそれを天体観測ノートに記録することでした。でも曇天でそれはかなわなかったので、その日の解説に出てきた星を記録。ゼウスやばい関連のふたご座、うしかい座、おおぐま座、こぐま座、木星。宇宙やばい関連で夏の大三角の星座を記録しました。

スタッフの方もとても気さくで、この日は星のソムリエのkeisukeさんが解説をしてくださったのですが、その後もいろんなお話を伺えました。「星なんて今までまともに見たことない」という人も楽しませてくれるので、おひとり様でカウンター席に案内されたら、スタッフの方とお話ししてみてくださいね。

星カフェSPICAに天体観測ノートを持っていくと、天体観測ノートの枠の引き方、その日に見た星がノートのどこの星にあたるのかを教えてもらえます。リクエストすれば、その日見た星を記録した模範解答的な記録も後日twitterなどにあげてもらえて、答え合わせができるかもしれません。また「毎日見てると面白いけど、初めて見る人にはかなりの鬼門な惑星」も、最初に天体観望会で場所をマークしておけば、しばらくはそれを追えるので便利です。わからなくなったらまたSPICAに行けばよいのです。ノートを買ってはみたけれど、なかなか始められない方、やり方がわからなくてノートを買えない方は、ぜひ星カフェSPICAで星のソムリエから星の楽しみ方やノート記録の奥義を伝授してもらってください。

関西以外の方も、大阪にお越しの際は星カフェSPICAで大阪の星空をお楽しみください。大阪は日本でいちばん星が見えづらい街のひとつなので、ここで星空が楽しめたら全国どこでも楽しめます。

星カフェ SPICA
http://cafespica.com/
〒542-0067 大阪市中央区松屋町4-18 JitsuwaBLDG 5F
電話 06-6777-4066

地下鉄長堀鶴見緑地線「松屋町駅」3番出口を出て南へ
コインパーキングを左に曲がってすぐのビルの5階。徒歩2分程度です。
黒いビルに描かれた大きな白い木が目印。

ところで、長堀鶴見緑地線の「ながほり」の発音がとても大阪っぽいです。私はずーっと昔に大阪に住んでいたことがあるのですが、聞いたことない名前でした。調べると、私が大阪を離れた直後にできた名前みたいです(直前まで鶴見緑地線だった)。花博用に作られた路線だったんですね~。懐かしい~。

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